イメージ写真 写真の拡大. |
クロスリアリティ(XR)ソリューション開発などを手掛ける韓国のニュート(Newto)はこのほど、ベトナムで旅行業を手掛ける韓国系のワイドVnK(Wide Vnk)、およびリゾート運営を手掛けるサンディビーチ・ノンヌオック・リゾート(Sandy Beach Non Nuoc Resort)との間で、南中部沿岸地方ダナン市にビジュアルテーマパークを造成するための覚書(MOU)を締結した。
「幻想的な光の庭園」と呼ばれるビジュアルテーマパークでは、ニュートのデジタル技術により、多彩な光や映像を駆使し、現実と仮想空間が混在した光のショーを展開する。これまでにも「ナイトウォーク」と題し、夜に散策できる施設はあったが、いずれも決まった動線に従い見て回るものだった。一方、同テーマパークでは来場客自身が動線を自由に決めることができる。センサーを通じて、隠れたコンテンツを発見する楽しさも加味し、五感で楽しめる実体験ゾーンとなっている。
今回のMOUは、ニュートの技術力とワイドVnKの現地ネットワーク、次世代型の観光コンテンツを求めていたダナン市の意向が合わさったものだという。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)ダナン貿易館のキム・ウンテ館長は「韓国の革新的なインタラクティブコンテンツとベトナムの観光インフラの融合を通じて、観光都市ダナン市でビジュアルテーマパーク事業を進められるのは非常に意義あること」と述べた。