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英国のクルーズ会社エメラルド・クルーズ(Emerald Cruises)は、2023年と2024年におけるベトナムのメコンデルタを含む東南アジアを巡るツアー旅程を発表した。
8日間のツアーでは、ホーチミン市を出発してメコンデルタの村を訪問した後、マルグリット・デュラスの有名小説「愛人/ラマン」に登場するフイン・トゥイ・レ氏の古民家や、スカーフの織物工場などを訪れる。また、カンボジアの首都プノンペンのキリング・フィールドやトゥールスレン虐殺博物館、ウドゥン寺院を見学する。ツアーは2023年8月26日の出発予定で、料金は1人1694USD(約24万6000円)から。
ハノイ市を2023年8月19日に出発する19日間のツアーでは、伝統的なジャンク船で東北部地方クアンニン省のハロン湾をクルーズしてからホーチミン市に向かい、メコン川のリバークルーズでメコンデルタを訪れる。カンボジアのシェムリアップが終点で、料金は1人4503USD(約65万円)から。
2024年8月23日出発予定の15日間のツアーでは、シェムリアップから豪華なクルーズに乗り込み、メコンデルタの村などを訪れ、ホーチミン市で旅を終える。
また、プノンペンをトゥクトゥクで移動し、寺院の僧侶から伝統的な仏教の祝福を受けたり、カンボジアの世界的に有名なサーカス「ファー」を鑑賞したりすることもできるツアーになっている。料金は1人3568USD(約52万円)から。
各ツアーは最大84人まで参加できる。