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交通運輸省傘下ベトナム民間航空局(CAAV)はこのほど、ハノイ市ノイバイ国際空港に関する2030年までの計画および2050年までのビジョンの調整案を同省に提出した。
計画では、2030年までに年間旅客処理能力を6300万人に、年間貨物処理能力を200万tにそれぞれ引き上げる。2050年までには、それぞれ1億人、500万tに増強する方針だ。
空港内のインフラ整備については、2030年までに3本目となる滑走路を建設するほか、第2旅客ターミナル(T2)を拡張し、第1旅客ターミナル(T1)と合わせた年間旅客処理能力を3000万~4000万人に増やす。また、年間旅客処理能力3000万人の第3旅客ターミナル(T3)を新設する。
さらに、2050年までに4本目の滑走路および第4旅客ターミナル(T4、年間旅客処理能力2500万人)、第5旅客ターミナル(T5、同)を建設する。
現時点における同空港の設計上の年間旅客処理能力は2500万人となっているが、実際の利用者数は2018年に2600万人、2019年には2900万人に上った。