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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が続く中、航空各社は最近まで国内市場の需要を刺激するため、格安航空券を販売するキャンペーンを次々と実施していたが、風向きが変わり運賃が上昇傾向にある。
この背景には、ベトナム国内で新型コロナが効率的に封じ込められ、全国の生徒たちが夏休みに入ったため、家族旅行の需要が著しく回復していることがある。
国内旅行先の中でも、南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島が特に人気を集めている。
ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、出発期間が今から7月末までのハノイ~フーコック線のエコノミークラスの航空券を200万~400万VND(約9400~1万8700円)で販売している。
8月出発の航空券は150万~300万VND(約7000~1万4000円)で、7月と比べて若干下落するものの、新型コロナの流行が拡大する前と比べると依然として高い水準を保っている。
なお、新学期が始まる9月に入ってからは家族旅行の需要が急減するため、航空券の価格も大きく下落するものと見込まれる。