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南中部高原地方ラムドン省ダラット市にあるホテル「クレイジーハウス」が、ASEANへの旅行を促進するウェブサイト「ゴーアセアン(Goasean)」で、「アジアの奇妙なホテル」に選出された。
この「クレイジーハウス」は、元は「ハンガー(中国神話に登場する月の仙女「姮娥(こうが)」)の別荘(Biet thu Hang Nga)」として建設されたもので、広さ約2000m2の敷地に建てられた、おとぎ話に出てくるようなデザインの建築物で有名だ。
「クレイジーハウス」のオーナーで建築家のダン・ベト・ガーさんは、共産党の理論家で2度にわたり党中央委員会書記長を務めたチュオン・チン氏を父に持つ。1990年にこの建築物を着工し、2007年にようやくラムドン省人民委員会から「建築物」として認可を受けた。
このほかに選ばれたホテルは、◇コンテナホテル(Container Hotel、マレーシア・クアラルンプール)、◇4リバーズフローティングロッジ(4 Rivers Floating Lodge、カンボジア・タタイ)、◇シャルマスプリングス(Sharma Springs、インドネシア・バリ)、◇レッドローズホテル(Red Rose Hotel、タイ・チェンライ)となっている。