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東北部クアンニン省人民委員会は5日付で、ハロン湾で観光活動を行う全ての観光船の船体と帆(ある場合)の色を白と定める決定10号/QD-UBNDを公布した。しかし、突然のこの決定に多くの観光業者が反対の声を上げている。14日付ダウトゥ紙(電子版)が報じた。
同省交通運輸局の幹部によると、これはハロン湾での旅客運輸業務に対する政府の管理強化策だという。決定は4月30日までに、白色への塗装作業を完了するよう求めている。
これに対し、ハロン湾で観光ツアーを催行している観光船のオーナーや観光会社の多くが反対を表明している。VIDOツアー社の専門家ダオ・チョン・ドゥック氏は「多くの観光客、特に欧州の観光客は、木材を思わせ温かみのある茶系の色を好んでいる。白い船は欧州でありふれているからだ。また、全ての船を塗装し直すには巨額の費用がかかるし、期間も短過ぎる」と話した。