中部高原地方ラムドン省バオロック市のダムブリ観光区でこのほど、滑走距離1650メートルと東南アジアで最長距離を誇るボブスレー型スライダーが営業を開始した。
このスライダーはドイツのビーガント(Wiegand)社製で、建設費は400億ドン(約1億9000万円)。平均速度は時速20~30キロメートルで、同観光区内のダムブリ滝、原生林、ダサラ滝を通過するのに要する時間は数分程度だという。同観光区にはホテル、レストラン、娯楽施設などが整備されており、このスライダーの営業開始で入場者の増加が期待されている。
なお、国内にはボブスレー型スライダーが、ラムドン省ダラット市(滑走距離805メートル)とメコンデルタ地方キエンザン省ハティエン町(同880メートル)にもある。