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ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は7日、ホーチミン証券取引所(HSX)に上場した。
取引登録株式数は14億株超。初日の取引価格は1株4万0500VND(約194円)で、取引基準株価の1株4万0600VND(約195円)をわずかに下回ったが、ほぼ同水準だった。これにより、時価総額は約57兆VND(約2740億円)となった。
HVNは2015年初めに行った株式会社化に伴い、業績も急成長している。2014年の売上高は69兆0300億VND(約3320億円)、税引前利益は7240億VND(約35億円)、UPCoM店頭市場で取引を開始した2017年にはそれぞれ82兆9500億VND(約4000億円)、3兆1540億VND(約151億円)、2018年には96兆8100億VND(約4700億円)、3兆3120億VND(約160億円)へと拡大した。
2019年業績目標は、売上高が前年比+13%増の109兆2350億VND(約5300億円)、税引後利益が同+3.1%増の2兆6800億VND(約130億円)に設定されている。
同社株については、政府が86.19%を、ANAホールディングス株式会社(東京都港区)が8.77%をそれぞれ保有しているが、企業における国家資本管理委員会(CMSC、通称:スーパー委員会)はHVNに対して、政府の保有比率を段階的に51%まで引き下げる方向で指導している。