ハノイで日系サッカーアフタースクール開講、日本国際学校と提携 [日系]

　ハノイ市で総合型地域スポーツクラブを展開するLOWEN VIETNAM(ハノイ市)は8月22日、ハノイ市にあるベトナム初の一貫国際学校「日本国際学校(JIS)」との提携により、同校にて幼稚園から中学生に向けたサッカーのアフタースクールを開講した。

　このほど開始したのは、日本国際学校の生徒(幼稚園、小学生、中学生)向けのベトナム人プロコーチによるスクールで、毎週水曜日の午後に行う。9月からは、毎週土曜日の午前に一般向けの日本人プロコーチによるスクールも開始する。

　コーチを務めるのはLOWEN VIETNAMの代表である井上寛太氏。井上氏は京都サンガF.C.のアカデミー出身で、年代別日本代表のキャプテンを務め、立命館大学を経てプロへと転身。その後、ヨーロッパ各国でプレーしたが、2017年に現役を引退。同年からベトナムにてサッカースクールの運営・指導に従事している。

　なお、2018年設立のLOWEN VIETNAMは、サッカークラブ「LOWEN VIETNAM」やサッカースクール「LOWEN FOOTBALL SCHOOL」、空手スクール「LOWEN空手スクール」を運営するほか、各学校法人でのアフタースクール事業、イベントの企画・運営などを手掛けている。

　LOWEN VIETNAMでは、スポーツ、特にサッカーを通じてベトナムに住む少年少女に日本式の人間教育を行い、健全な発育発達に寄与することを目的としている。また、日本や世界で活躍したプロサッカー選手および子供教育のスペシャリスト達が、世界で戦える専門的な技術、知識、メンタリティを指導する。現在、3～25歳の約200人がスクールに参加し、トレーニングを行っている。

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