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[スポーツ]

SEA Games 2017閉幕、ベトナムは総合3位―日本人コーチの選手らもメダル獲得

2017/09/01 05:00 JST更新

(C) 桑原伸一郎, 男子4×100mメドレーリレー銅メダル
(C) 桑原伸一郎, 男子4×100mメドレーリレー銅メダル
 マレーシア・クアラルンプールのブキット・ジャリル国立競技場で30日、第29回東南アジア競技大会(SEA Games 2017)の閉幕式が行われた。

 今大会、ベトナムは金メダル58個、銀メダル50個、銅メダル60個の計168個のメダルを獲得し、マレーシア(金145、銀92、銅86)とタイ(金72、銀86、銅88)に次いで総合3位に立った。

 ベトナム代表団は選手476人を含めた681人から成り、選手らは全38競技中32競技、全404種目中276種目に出場した。中でも水泳のグエン・ティ・アイン・ビエン選手はベトナム代表選手として最多8個のメダルを獲得した。

 日本人コーチが指導する選手らも好成績を残した。今年1月に南中部沿岸地方ダナン市の水泳ナショナルチームのコーチに就任した桑原伸一郎氏の指導する水泳選手2人は、銀メダル2個と銅メダル1個を獲得している。

 具体的には、大会初日の21日、女子の最初の種目200mバタフライでレ・ティ・ミー・タオ選手(21歳)が銀メダルを手にした。記録は2分14秒52で4年ぶり自己ベストとなった。

 24日には、男子4×200mリレーの第3泳者を務めたゴ・ディン・チュエン選手(16歳)がベトナム水泳史上初のリレー種目でのメダル獲得に貢献。同種目では、チュエン選手がマレーシアと僅差で3位でアンカーに引き継ぎ、アンカーがマレーシアを追い抜いて銀メダルに輝いた。

 更に26日には、同じくチュエン選手が男子4×100mメドレーリレーのアンカーを務めて3位に入った。同種目ではベトナム史上初のメダル獲得となった。

 なお、第30回となる次回のSEA Gamesは2019年にフィリピンで開催される。第31回は2021年にベトナムで開催される予定だ。

※最終更新:2017年9月9日10:30 JST 

[2017年8月31日 ベトジョーニュース A]
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