[スポーツ]
元日本代表 稲本潤一、地元紙のインタビューに応じる
2013/06/08 08:51 JST更新
(C) Bongdaplus, 稲本潤一 |
6月1日に行われたべカメックス・ビンズオンFCとの親善試合に出場するため、川崎フロンターレの一員としてベトナムを訪れた稲本潤一選手が試合に先立ち、地元紙のインタビューに応じた。ボンダーが報じた。
−稲本選手、ベトナムへようこそ。まず今回のべカメックス・ビンズオンとの親善試合について感想をお聞かせください。
「今回の親善試合は日越友好年(日越国交樹立40周年)の一環として開催される非常に有意義な試合です。サッカー、外交、経済、あらゆる面で日越間の協力が深まってきています。チーム一同、この親善試合に参加することで、日越の架け橋として貢献できるということを光栄に思っています」
−稲本選手はベトナムのサッカーファンの間でも非常に有名です。ファンはクオリティーの高いプレーを期待していると思いますが、これをプレッシャーと感じますか?
「ベトナム人がサッカー好きだということは良く知っていますし、ファンはこの親善試合を待ち望んでいたと思います。こうした期待を裏切るようなプレーはできません。プロとして全力を尽くし、ベトナムのサッカーファンが満足できる試合をしたいと思います」(※試合は1-1(PK戦7-6)でベカメックス・ビンズオンが勝利)
−稲本選手はこれまで、英プレミアリーグ、トルコリーグ、独ブンデスリーガ、仏リーグアンなどのクラブを渡り歩いてきましたが、どのクラブでのプレーが最も印象に残っていますか?
「難しい質問ですね。どの国のリーグでも満足していたし、それぞれに印象に残っていることがあります。ある国では成功、またある国では失敗してきたかもしれませんが、その経験は間違いなく自分を成長させてくれたと思います」
−日本は優秀な選手を輩出し続けています。いつか日本がワールドカップで優勝する日が来ると思いますか?
「日本サッカーにとって2002年のワールドカップが大きな契機となりました。優秀な若手選手が次々と現れて、今では多くの選手がヨーロッパでプレーしています。皆さんがご存知の香川選手(マンチェスター・ユナイテッドFC)もその一人です。サッカーでは、試合が始まる前に何かを予想することは難しいです。しかし、日本代表が非常に良いチームであることは疑いようがありません」
−ベトナムサッカーが日本サッカーのように発展するためには、何が必要でしょうか?
「サッカーは国の一部で、国が発展するに従いサッカーもまた発展します。ベトナムは今まさに発展中であり、サッカーのレベルも間違いなく向上していくでしょう」
−本日はインタビューに応じてくださり、ありがとうございました。
[Phan Hong Bongda 01/06/2013 12:00U]
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