(C) Bongdaplus, ナストヤ・チェフ選手 |
僅か1試合の出場で帰国してしまった元ブラジル代表のデニウソン(シマン・ハイフォンFC)を除けば、現在VリーグのタインホアFCで活躍している元スロベニア代表のナストヤ・チェフはVリーグで唯一ワールドカップとUEFAチャンピオンズリーグの舞台を経験した選手だ。今回は世界レベルを知る同選手にインタビューを行った。17日付ボンダープラスが報じた。
−チェフ選手、今日は取材に応じて頂き、ありがとうございます。あなたのプレーを観たサポーターは、“これまでのVリーグにはいなかった別次元の選手”と称賛しています。
「そうかい?だったら嬉しいけど、皆がそんなに高く評価してくれているとは思えないな。ベトナム人サポーターは僕に関する馬鹿げた情報(違法賭博に関わった疑いが持たれた)を耳にして、きっと僕のことを悪者扱いしているだろうと思っていた。だから、試合に出るときはいつも全力でプレーして、ナストヤ・チェフが優秀なフットボーラーであることを証明してやろうと思ったんだ」
−しかし、一部の心ない者は35歳のあなたが活躍できるのは、レベルの低いリーグに所属しているからだと口にしています。
「ファンがそれを口にしているのなら理解できる。けれど、もし専門家が言っているのだとしたら、声を大にして異を唱えたい。Vリーグは世界のリーグと比べても決してレベルが低いわけではないし、ここでプレーしている選手は全国から選ばれた選手達で、外国人選手も優秀な選手が揃っている。それに、ここまでクラブ間の力が拮抗しているリーグは世界でも珍しいよ」