[特集]
初めて国際結婚したミスベトナム、誰もが羨む容姿と教養に愛する家族
2018/07/08 05:41 JST更新
(C) giadinhvietnam.com |
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グエン・ジエウ・ホアさんはミスコンテストの優勝者で初めて国際結婚をしたことで知られる女性だ。ホアさんは1969年にハノイ市で生まれ、ハノイ外国語大学ロシア語専攻の4年生に在籍していた1990年にティエンフォン紙主催の全国ミスコンテストに出場した。そこでホアさんは外見の美しさだけでなく、質疑応答での明快な答えに審査員から知的さを高く評価され、ミスに輝いた。
美貌と教養を携えたホアさんは、実は華麗なる一族の出身だ。父親のグエン・バン・ビーさんはかつて共産党連合中央委員会国際部に勤めた後、党中央委員会外務次官、駐フランス・ベトナム参事官を歴任。母親のダン・グエット・ビックさんは学者のファム・クインさんの孫娘で、ホー・チ・ミン賞の初代受賞者でハノイ市ロンビエン区の通りの名前になったほどの著名な医学博士ダン・ブー・ヒーさんの長女だ。
また、叔父はベトナム科学技術連合会の会長で著名な教授のダン・ブー・ミンさん、叔母は2008年に優秀な女性科学者に贈られるコワレフスカヤ賞を受賞した博士で教授のダン・キム・チーさん。
ホアさん自身はタイのアジア技術学院で経営学修士号を取得し、ロシア語、英語、フランス語、タイ語、ヒンディー語に精通する。1993年にはインド出身の実業家マニーシュさんと結婚し一男二女に恵まれ、2008年にはミセスワールド(Mrs World)に出場しトップ5に入賞した。その後、シーアール・コモディティ(CR Commodities)社の社長を務める傍ら海外で博士号を取得し、「最も多くの言語に精通するミス」としてベトナム国家記録に登録された。
ホアさんとマニーシュさんの馴れ初めは、ミスベトナムの決勝の夜にマニーシュさんが入場券を購入してコンテストを観覧し、ホアさんの質疑応答に感銘を受けたことが始まりだそう。大会司会者だったライ・バン・サムさんがキューピットとなって2人の縁を取り持ち、初対面から1年後にめでたく結婚に至った。
当時のベトナムでは美しい女性が外国人と結婚することは珍しく、勇敢な女性だと世論の注目を集めた。ホアさんは現在、タイ企業の営業部長を務めながらホーチミン市で家族と暮らしている。
長女のジエウ・ミーさん(1997年生まれ)はソナリー・ダン、次女のジエウ・リーさん(1998年生まれ)はニキータ・ダン、長男のホアン・フィーさん(2000年生まれ)はタシャン・ダンと、子供たちはみなベトナム名とインド名を持つ。フィーさんは英語のスピーチコンテストで優勝、ミーさんはインターナショナルスクールの11年生から13年生に飛び級するなど、3人とも優秀だ。
ホアさんは結婚生活をこう語る。「ミスコンテストにはとても感謝しているんです。大会に出場していなければマニーシュとも出逢えていなかったんですから。夫婦において最も大切なものは互いを思い遣る愛情だと思うんです。形ある物はいずれ壊れてしまいますが、愛はいつまでも2人も結び続けてくれます」。
[Moc Mien (T/H), giadinhvietnam.com, 05/07/2018, 09:22 AM, T]
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