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[特集]

ブレンダ・ソング、モン族の血を引くアメリカンスター

2011/10/02 07:25 JST更新

(C) Dat Viet
(C) Dat Viet
 ベトナムの山岳民族、モン族の血を引くブレンダ・ソング(23歳)は、女優、モデル、司会者、歌手としてアメリカの芸能界で活躍する若きスターの1人だ。ディズニーチャンネルが放送したテレビドラマ「スイートライフ」での大金持ちのお嬢様役やテレビ映画「カンフー・プリンセス・ウェンディー・ウー」では主演を務めるなど、ディズニーで最も重要な女優の1人に数えられている。また、2011年のアカデミー賞3部門受賞の「ソーシャル・ネットワーク」にも出演している。  カリフォルニア州カーマイケル出身のブレンダは1987年3月27日、モン族出身の父とタイ系アメリカ人の母の間に生まれた。父親は教員、母親は主婦で、1976年に一家でアメリカに移住して来た。ブレンダはよく自分の父が母に捧げる愛こそが、自分にとって理想の愛情の形だとコメントする。彼女はこれをモン族のスピリットだという。「父はよく故郷の話をしてくれましたが、その中でも特に好きだったのは"愛の市場"の話でした。」と彼女は語る。  現在、ブレンダは女優として多くの賞を受賞し、出演料も日に日に上がっている。彼女の芸歴は長く、6歳の頃から映画に出演するようになった。「始めはサンフランシスコでモデルをしていました。その頃はシンディ・クロフォードのようになりたいと思っていました。それでモデル会社に登録し、色々な仕事をするようになりました。モデルの仕事には満足していましたが、もう一歩踏み出したかった。CMに出演したのをきっかけに、テレビの道へ入りました。」

 今では、アメリカで注目の若手スターの名前を挙げるとき、必ずといっていいほど彼女の名前が挙がるようになっている。「ディズニーの女王」とも称される彼女は、テレビ業界の専門家が選ぶ「2008年の一押しスター」で5位に入ったが、演技力と個性の面では1位のセレーナ・ゴメスを上回るという評価を受けた。  女優としての仕事について聞かれると、彼女はこう答えた。「そこにいたる道は容易ではありませんでした。青い目で金髪じゃないの?という目で見られる時もありました。それはまだ若いアジア系の自分としては辛いことでしたが、自分を成長させてもくれました。大事なのは外見ではなく、どうするかであり、どのような人間なのかということですよね。」  彼女はまた自信を持ってこう言う。「映画の世界がグローバル化している今、容姿と演技力を備えたアジア人として、ハリウッドでの地位を獲得するチャンスに恵まれたのです。」現在、女優、モデル、司会者、歌手としてマルチに活躍している彼女は世界中のティーンにとって憧れのスターだ。 

[An dang (tong hop) Datviet :2:01 PM, 06/09/2011U]
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