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[特集]

年末年始に買い物旅行が大人気

2006/01/07 07:11 JST更新

 今年の正月(陽暦)はちょうど週末と重なり、休みをもう1日伸ばす企業、機関が多かったため、旅行会社に短期間のツアーを申し込む客または企業、機関の団体旅行が例年に比べ多かった。大部分の旅行客の主な目的は買い物である。近年、年末年始を利用して買い物旅行に出かける人が多く、海外旅行に出かける人も増えてきた。海外旅行客が増えた理由は、手続きが簡単で費用の安いパッケージツアーが台頭してきたことにある。  ハノイ市からはサパや中国国境付近の町など、ベトナム北部の町を巡るツアーがたくさん出ているが、中でも人気なのはハノイから北東に150キロメートルのところにある中国国境付近の町・ランソンへの日帰りツアーである。  ランソンは中国との国境が近いため貿易が盛んに行われており、ランソンのドンキン市場では家庭用品や電化製品が安い。高級品に比べれば品質は劣るが、安い割には納得のいく商品が多く、ハノイでは100万ドン(約7320円)する中国Qiseng社のDVDプレーヤーがドンキン市場では70万ドン(約6030円)で購入でき、うまく交渉すればさらに安い値段で購入することも可能だ。年末年始の買い物旅行は休暇とテト(旧正月)の準備を兼ねている場合が多い。大量に荷物を抱えている姿は疲れているように見えるが、安く買い物ができ、顔は満足している人が多い。 

[2006年1月6日 Dau tu紙 8面]
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