(C) vnexpress |
「毎日ここへ来て、神に感謝し、コーランを読みます。ここへ来られないときは自宅で礼拝を行いますが、5回の礼拝は欠かしません」とある女性は話す。
また、ある80歳の男性は、「小さい頃からこのモスクに通っています。何年経っても建築は変わりません。面積はそれほど広くありませんが、建設された当初から、ホーチミン市のイスラム教徒にとって慣れ親しんだ場所になっています。多くの外国人も訪れますし、国際的なモスクとして知られています」と語る。
ホーチミン市には、イスラム教徒向けの店が立ち並ぶ「マレー街」も存在する。「マレー街」は、1区のベンタイン市場の西側の出入口から西へ伸びるグエンアンニン通り(Nguyen Anh Ninh)にある。
この通りは、マレーシアやインドネシア、ブルネイなどから訪れる観光客の間で「サイゴンハラールストリート」の名で知られており、イスラム教徒向けの飲食物や衣類、土産物を扱う50余りの店が立ち並んでいる。