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粘土で遊ぶことが趣味で、日本の漫画やアニメのキャラクターをこよなく愛するベトナム人男子がいる。若くしてデザイナーの仕事を辞めて粘土で起業し、粘土に魂を送り込むことに熱中しているのは、ハノイ市に住むダン・ソン・ハイさんだ。
ハイさんは1994年生まれの23歳という若さだが、既に6年の経験を有するベテラン粘土アーティストだ。グラフィックデザインを専門に学んだ後、デザイナーとして一般企業に就職したもののオフィスで毎日を過ごすことが嫌になり、退職を決意。自宅で粘土のハンドメイドショップを始めた。
「粘土を始めたのは高校生の頃からです。小物の手作りや絵描きが好きで、インターネットでネタを探していた時に粘土作品の制作に関する記事を読んで感銘を受けたことがきっかけで、粘土を買って作り始めました。当時、ベトナムではまだあまり知られていない芸術分野だったので、独学で1つ1つ方法を探りながら、放課後に1~2時間練習していました」。