現在、ビジネスカード所持者、越僑(ベトナムから海外へ移住したベトナム人及びその子孫)以外の外国人がホーチミン−ブンタウ間のスピードボートの切符を買う場合、ベトナム人より50%増しの10ドルになる。(2006年1月現在)。トゥオイチェー(tuoi tre)紙は読者からこのような外国人料金に関する多くの投稿を受付けたことから、スピードボート会社2社の社長にインタビューを行った。
◆サイゴン航海旅行会社グェン・タイン・リエム社長
「ベトナム人と外国人の収入の違いに起因します。また、外国人は外国語で接客をして欲しいなどといったようにサービスに対する要求が高いので外国人料金を設定しています。この値段は政府の規定ではなく自社独自の決定で設定しています。」
◆チャン・クオック・ヒエウ、ゾンソンサイン会社副社長
「もしボートが海難事故に遭った場合、外国人は3000ドル(約34万8千円)、ベトナム人は300万ドン(約2万1950円)の補償金が支払われます。このように補償金額の違いから外国人料金を設定しています。」
チャン・クオック・ヒエウ副社長によるとベトナムのWTO加盟以降は料金を統一する予定だとのこと、一方グェン・タイン・リエム社長は料金統一はもう少し先になるだろうと語った。