豪アデレード大学を合併・新設、ベトナムの大学や企業と協力強化 [社会]

　ホーチミン市で11日、オーストラリアのアデレード大学(University of Adelaide)と南オーストラリア大学(University of South Australia)の合併により新たに設立されたアデレード大学(Adelaide University)のお披露目式典が開催された。

　新たなアデレード大学は、ベトナム人学生を直接受け入れる。高校3年生の成績証明書から受験者の成績平均(GPA)に基づいて採点を行い、入学の条件は平均スコアが最低7.8点、最高9点となる。2026年1月1日に開校する予定。

　在ホーチミン・オーストラリア総領事館のレベッカ・ボール副総領事は式典で、オーストラリアの8つの名門大学の一つである新たなアデレード大学の発足により、同校が強みを持つ情報技術(IT)や持続可能な開発などの分野における学習機会をベトナムの学生に提供することができると期待を寄せている。

　このほか、同大学は近い将来、ベトナムの大学や企業とのパートナーシップをさらに強化していく予定だという。

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