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[社会]

ベトナム空港、バックアップシステムでWindows障害の影響回避

2024/07/23 13:19 JST更新

(C)tuoitre
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 世界各地で「ウィンドウズ(Windows)」搭載パソコンでのシステム障害が発生したが、ベトナムの各空港では、バックアップコンピューターシステムへの早期切り替えにより、この障害による影響を回避することができた。交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)が明らかにした。

 19日に米マイクロソフト(Microsoft)の開発したオペレーティングシステム「ウィンドウズ」を搭載した世界各地のパソコンで「ブルースクリーンエラー(BSOD)」障害が同時多発。同社は今回のシステム障害について、米クラウドストライク(CrowdStrike)のセキュリティソフトウェアのアップデートが原因だったと説明した。影響を受けたウィンドウズデバイスは全世界で約850万台と推定される。

 しかし、ベトナムの空港ではバックアップコンピューターシステムが導入されており、障害発生直後にシステム切り替えが行われたため、影響を受けたフライトはなく、空港の正常な運営が確保されたという。

 ホーチミン市タンソンニャット国際空港では障害発生時、国内最大手の格安航空会社ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)のシステムに影響が生じたが、空港当局が即座にシステムをサイゴングランドサービス[SGN](Saigon Ground Services=SAGS)のシステムに切り替えたため、乗客の空港利用に影響は出なかった。 

[Tuoi Tre 20:20 19/07/2024 / Bnews 15:30 20/07/2024 U]
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