[社会]
辰年ベビーブーム再来、産婦人科は大忙し 人工授精も増加
2024/03/14 15:59 JST更新
(C) dantri |
ベトナムでは辰年生まれの子供、特に男児は大成するとされているため、辰年に当たる2024年はベビーブームが再来している。
辰年生まれの子供を迎えるために、2023年から全国で産婦人科病院を受診する女性の数が急増している。確実に妊娠すべく、人工受精の治療を受ける夫婦も多い。
ハノイ市産婦人科病院不妊科では2023年中旬ごろから、若い夫婦を含めた何組ものカップルが早朝から殺到し、診察の順番待ちをする光景がみられる。
同科では、毎日100組以上のカップルを受け入れており、人工授精(IUI)や体外受精(IVF)といった生殖補助医療(ART)を毎月100件以上実施している。受け入れ患者数は通常に比べて+30%と大幅に増加しているという。
とある医師は、「患者の数が多すぎるため、全科はフル稼働しており、スタッフの誰もが業務に追われている状態だ」と語る。
フェイスブック(Facebook)上では、妊娠体験談を共有する多くのグループが誕生しており、中にはメンバーが15万人を超えるグループもある。
なお、同い年の人数が多くなることから、辰年のように「良い年」に生まれる人々は公立校の入学や大学受験、就職の競争が比較的激しい。それにもかかわらず、多くのカップルは、子供の大成を願うためとして「良い年」の出産を望んでいるのが現状だ。
[Dan Tri 15:41 11/03/2024 / Tuoi Tre 05:40 29/02/2024, A]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。