ダナン：個人情報・口座の違法売買ルート2件を同時摘発 [社会]

　南中部沿岸地方ダナン市警察は8月28日、リエンチエウ区ホアヒエップナム街区にあるマンション「ジ・オリ・ガーデン(The Ori Garden)」内の住宅2戸の立ち入り検査を同時に実施し、個人データと銀行口座・電子財布(eウォレット)口座の違法売買ルートを摘発し、証拠物件としてパソコンやスマートフォンなどを押収した。

　立ち入り検査では、CT1棟の1204号室でグエン・バン・ヒエウ容疑者(男・30歳)が率いる6人組が、CT2棟の11A14号室ではファン・バン・ルアン容疑者(男・26歳)が率いる5人組が、個人データの違法売買などインターネットで犯罪を行っていたことがわかった。

　容疑者らは、他人の身分証明書の個人情報を違法に購入・使用し、銀行口座・電子財布口座をオンライン開設して売りさばく手口で不正に利益を得ていたとされる。

　ヒエウ容疑者は、6月からマンションの一室を借りて「商売」を開始。ルートは摘発までに約2万口座を違法に開設した。ルアン容疑者も同じく6月からマンションを借りて「商売」を始め、摘発までに約1万3000口座を違法に開設した。

　警察はヒエウ容疑者とルアン容疑者を逮捕し、捜査の範囲を拡大している。

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