韓国、ベトナムなど16か国に雇用許可プログラムの専用ビザ発給 [社会]

　韓国の雇用労働部は釜山でこのほど、外国人労働者を対象とする雇用許可(EPS)プログラムに関する会議を韓国人材開発サービス機関と共催した。韓国は、ベトナムやフィリピン、タイ、インドネシアなどアジアの16か国の労働者に、EPS専用の査証(ビザ)を発給する。

　会議には、イ・ジョンシク雇用労働相やパク・ヒョンジュン釜山市長、16か国の大使が参加。協力強化の方策や解決すべき課題について議論した。

　イ氏は「今年の会議はEPSを導入してから20年を振り返ると共に、今後20年の準備を行う良い機会となる。20年前と大きく変わった経済・社会に適応できるようシステムを根本的に改革していく」と発表した。

　その後、イ氏は、京畿道抱川市の菓子工場のオーナーとスリランカ人労働者を表彰した。工場オーナーは外国人労働者に無料で寮を提供し、昇給や福利厚生の機会を平等に提供していることが評価された。スリランカ人労働者は韓国語を流ちょうに話し、韓国での生活に適応しようとしている取り組みが称賛された。

このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。