[社会]
ベトナムの存在感が大きいインドの都市コルカタ、「ホーチミン通り」も
2023/07/22 10:36 JST更新
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インドの西ベンガル州の州都であるコルカタは、ベトナムの存在感が特に大きいインドの都市だ。
1960年代にインドでベトナム反戦運動が活発化し、同年代後半からコルカタの中心部を走る1本の道路がベトナムの故ホー・チ・ミン主席にちなんで「ホーチミン通り」と呼ばれるようになった。この道路は1990年になって「ヘリントン(Herrington)通り」から「ホーチミン通り」に正式に改称された。
コルカタのホーチミン通りは現在、同市で最もにぎやかな道路の1本となっている。さらに、市内にはホー・チ・ミン像もあり、インド国立図書館内にはベトナムに関するスペースも設置されている。
故ホー・チ・ミン主席は生前、インドを3回訪問した。1911年、21歳のときにベトナム人民の解放と独立を決意し、船員としてフランス海運会社の船に乗り込み、サイゴン(現在のホーチミン市)から出港した。世界を周遊する間にインドにも足を踏み入れた。
2度目の訪問となった1946年には、1945年に設立されたばかりのベトナム民主共和国の国家元首として、和平交渉のためフランスへ向かう途中にインドに立ち寄った。そして3度目は1958年、国家元首として公式訪問し、国賓扱いで10日間滞在した。
[VTV 06:00 13/07/2023, A]
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