台湾沖で発見のベトナム人遺体7体について外務省がコメント [社会]

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　ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン副報道官は31日に開かれた定例記者会見で、台湾沖および海岸で複数のベトナム人の遺体が見つかったことについて記者の質問に答えた。

　副報道官はこの席で、情報を受けた後、在台北ベトナム経済文化事務所に対し、台湾当局と協力して詳細な情報を確認するよう要請したと明らかにするとともに、市民の保護に向けて必要な措置を講じるとした。

　これに先立ち台湾内政部は先月中、海上に浮かぶ複数の遺体を発見し、このうち7人の遺体がベトナム人のものと判明したと発表。人身売買事件に巻き込まれた疑いもあることから、台湾当局は捜査チームを結成して捜査に当たっている。

　台湾当局は遺体の身元確認で協力することを約束し、違法な密入国組織とブローカーを捜査する方針。

　台湾メディアによると、内政部は30日、先月中旬以降、海上に浮かぶ20の遺体を発見。このうち16人の身元が判明し、7人がベトナム人、9人が台湾人、残る4体は身元不明のままとなっている。

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