[社会]
カントー:200年の歴史を有するライスペーパー作り、国家無形文化遺産に認定
2023/03/24 05:30 JST更新
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文化スポーツ観光省はこのほど、南部メコンデルタ地方カントー市のトゥアンフン(Thuan Hung)のライスペーパー作りを国家無形文化遺産に認定した。
カントー市トットノット区トゥアンフン街区のライスペーパー工芸村は、今から200年余り前に形成された。現在も約100世帯が年間を通じて伝統的な手法でライスペーパーを作っている。繁忙期はテト(旧正月)の時期で、ライスペーパーの種類もしょっぱいものや甘いもの、ココナッツ風味と様々だ。
ライスペーパーの主な材料は、米粉、塩、ココナッツミルク、ゴマなど。トゥアンフンで作られたライスペーパーは、主に国内とカンボジアで消費される。この工芸村は体験型の観光地ともなっている。
カントー市では現在、無形文化遺産として116件が認定されている。このうち、トゥアンフンのライスペーパー作りのほか、◇南部ドンカータイトゥー芸術(南部の民族音楽)、◇カイラン水上マーケット文化、◇ビントゥイ寺キーイエン祭り、◇カントーの歌、◇カントーのベトナム人の子守唄が、国家無形文化遺産に認定されている。
[VnExpress 13:02 22/03/2023, A]
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