[社会]
ホーチミン:聖母マリア教会、ドイツ製の新カリヨンお目見え
2022/12/27 05:10 JST更新
(C) vnexpress |
ホーチミン市1区中心部に位置するドゥックバー(聖母マリア)教会で23日、複数の鐘を組み合わせてメロディーを奏でる新しいカリヨンの完成を祝う式典が開催された。同教会では2017年から大規模な修復工事が行われており、元からあるカリヨンは設置してある木枠の修復のため、2020年1月に鳴らされなくなった。
新カリヨンは、ドイツから輸入された25個の鐘から構成され、高さ15メートルの木枠に設置されている。鐘は銅に亜鉛などを添加した合金製で、重さは326kgある。4個の大きな鐘(重さ61~145kg)には、4人の大司教の名前が刻まれている。
ホーチミン市大司教区のヨセフ・グエン・ナン大司教は、「教会の修復で、鐘が鳴らなくなってから2年近くが経ちました。鐘の音のない典礼活動は悲しいものです。そこでドイツからカリヨンを購入し、修復作業を待つことにしました」と語った。修復工事は2027年の完了が見込まれている。
同教会はフランス植民地時代の1877年に着工され、3年後の1880年に完成した。元のカリヨンは6個の鐘からなり重さは30t余り。1879年にフランスで鋳造された。
[VnExpress 13:25 23/12/2022, O]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。