[社会]
モバイルバンキング標的のマルウェア208種類を阻止、1~6月期統計
2022/11/10 14:54 JST更新
イメージ画像 |
ロシアのネットセキュリティ大手カスペルスキー(Kaspersky)の統計によると、2022年1~6月期の東南アジアにおけるモバイル端末を標的にしたマルウェア攻撃の件数は12万2526件で、前年同期の38万2575件から▲68.0%と大きく減少した。
このうち、ベトナムで発見・阻止されたモバイルバンキングを標的としたマルウェアの数は208種類となっている。
ベトナムにおける金融分野の多くの詐欺事件では、詐欺師が単にマルウェアを含むURLを送信するだけでなく、警察や裁判所、税関機関などの職員、銀行員、郵便局員や電力会社の従業員などになりすまし、電話やメッセージなどの他の手段も組み合わせて信頼を得た上で、送金をさせたり、URLをクリックさせて銀行口座を乗っ取ったりするケースが多い。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を背景に、テレワークやハイブリッドワーク(オフィスワークとテレワークを組み合わせたワークスタイル)が普及し、スマートフォンをパソコンなどに接続する機会が増える中、個人だけでなく、勤務先の企業も攻撃を受けてしまう恐れがある。
カスペルスキーは対策として、個々が自身のスマートフォンに正規のセキュリティソリューションをインストールするなどして自分自身を守る必要があると勧告した。
[VnEconomy 12:04 08/11/2022 / Vietnamnet 15:23 08/11/2022 / Nguoi Lao Dong 18:29 07/11/2022, A]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。