ベトナムの風景を切り取った3Dシャドーボックス作品が話題に [社会]

（C）thanhnien

　ハノイ市在住のグエン・ズイ・ズイさん(男性・26歳)は、3Dシャドーボックスの作品を作り始めてからの約4年で、100点以上の作品を生み出した。その多くがベトナムの懐かしい風景を描いたもので、幻想的かつノスタルジックな雰囲気で人気を集めている。

　ズイさんによると、3Dシャドーボックスは、日本の切り紙、中国の影絵、ベトナムの灯篭を融合させた芸術作品だという。ズイさんの作品では、街中を走るハノイの鉄道や、西北部地方の棚田、古都ホイアンなどを繊細な影絵で見事に表現している。

　3Dシャドーボックスの制作期間は、デザインの難易度にもよるが、1作品当たり約1週間。しかし、中には完成まで1～2年を要する作品もあるという。

　ズイさんは、仲間たちと立ち上げたスタジオ「Fox Design」を通じて作品を販売中。今後はさらに完成度を上げていきたいと話した。

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