[社会]
ベトナム製アニメの知的財産権裁判、ロシアの裁判所は侵害否定
2022/08/09 13:22 JST更新
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ロシアのモスクワ裁判所はこのほど、ベトナムのSコネクト(Sconnect)に対する英国のエンターテインメント・ワンUK(Entertainment One UK)の知的財産権に関する民事訴訟手続きを終了することを決めた。
裁判所は、Sコネクトのアニメ作品「ウルフー(Wolfoo)」の各登場人物は、エンターテインメント・ワンのアニメ作品「ペッパピッグ(PeppaPig、ロシアではSvinka Peppa)」の登場人物の知的所有権を侵害していないと認定し、エンターテインメント・ワンにはこれを理由としてSコネクトを提訴する権利はないと結論付けた。
Sコネクト側は、今回の訴訟沙汰で同社の信頼や名誉、財産、営業活動に損害が生じたとし、損害の賠償と原状回復をエンターテインメント・ワンに求めて、モスクワ裁判所に提訴する手続きを行っている。
ウルフーは狼の家族の生活を描いた作品。1本3分ほどの短編2000本以上がユーチューブ(YouTube)で公開されており、毎月20億回以上視聴されている。
[PLO 17:50 04/08/2022, O]
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