フンイエン省：留置所の壁を壊して被告5人が脱走、警察が指名手配 [社会]

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　北部紅河デルタ地方フンイエン省警察は10日、拘留中の被告5人が留置所の壁を壊して脱走したと明らかにした。警察は現在、脱走した被告らを指名手配して行方を追っている。

　脱走したのは、◇ブー・バン・ズン被告(男・27歳)、◇ディン・カイン・ダット被告(男・26歳)、◇ブー・タイン・ギー被告(男・32歳)、◇ダオ・ディン・キエン被告(男・21歳)、◇グエン・バン・ロン被告(男・21歳)の5人。

　5人は9日午前1時ごろ、フンイエン省ミーハオ(My Hao)町警察の留置所の壁を壊して脱走。被告らは脱走後、被告のうち一人の自宅がある紅河デルタ地方ハイズオン省に寄って自動車で一緒に、ハイフォン市・タイビン省方面へと逃走。同日午前4時には、自動車がタンデ(Tan De)橋を渡ってタイビン省からナムディン省へと移動したことが確認されている。

　交通警察局は、各省・市の交通警察に対して、監視カメラの確認や料金徴収所での検問、パトロールの強化を要請し、脱走した被告の身柄確保に向けて全力を注いでいる。また警察は、脱走した被告らを見かけた場合、すぐ最寄りの警察か人民委員会、またはミーハオ警察に通報するよう人々に求めている。

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