新常態移行でコロナ予防指針を「5K」から「V2K」への改定提案 [社会]

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　グエン・ティ・リエン・フオン保健次官によると、保健省は医療健康申告、大人数での集まり、ソーシャルディスタンスの維持について一時停止することを提案した。これにより今後のコロナ予防で求められるのは、マスク着用と消毒のみとなる。

　保健省は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会に意見聴取した上で、コロナ予防指針を「5K」から「V2K」に改定することを政府に提案した。

　「5K」とは、◇マスク、◇消毒、◇間隔、◇大勢で集まらない、◇健康申告のベトナム語の頭文字からとったもの。一方「V2K」は、◇ワクチン、◇マスク、◇消毒の頭文字からとっている。新型コロナが効果的に制御され、ニューノーマル(新常態)に移行した現状を踏まえ、予防指針の「V2K」改定に賛成する声が多数となっている。

　「5K」厳守の成果もあり、新型コロナは既にピークアウト。新規感染者数は大幅に減少し、死亡例も連日0人を記録。「5K」の継続は、社会経済復興の足かせとなっており、もはや時代遅れとなった。ただし、保健省は、今後新たな変異株が出現して人々の健康に害を与える恐れが出た場合は引き続き「5K」を採用する方針。

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