ホーチミンの弁護士、ベトナム人女性として史上初のエベレスト征服 [社会]

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　ネパールの首都カトマンズに拠点を置き、登山手配を手掛ける旅行会社セブン・サミット・トレックス(Seven Summit Treks)は16日、ベトナム人女性のグエン・ティ・タイン・ニャー(別称：Céline Nha Nguyen)さんが、世界最高峰エベレスト(チョモランマ)の登頂に成功したと発表した。ベトナム人女性がエベレスト征服に成功したのはこれが初めて。

　ホーチミン市で弁護士として働くニャーさんは、現地時間の16日午前3時30分(ベトナム時間：午前4時45分)にエベレスト山頂に到着。ニャーさんはこれまでに、ヨーロッパとオセアニアの最高峰登頂に成功した実績がある。

　これに先立ち、ネパール文化観光民間航空省が発表した、2022年にエベレスト征服に挑む登山家リストには、ベトナム人2人(女性1人と男性1人)が含まれていた。

　このうち、女性登山家が今回登頂に成功したニャーさんで、残る男性登山家はファン・タイン・ニエンさん。ニエンさんは芸能界やスポーツ、ビジネスなどで幅広く活躍しており、大学生時代の2008年にベトナム人最年少の23歳でエベレスト登頂に成功している。

　なお、2021年12月時点で、エベレスト登頂に成功した女性登山家は678人。最年長はオーストラリア人のジャニス・キャサリン・スミスさんで、68歳でエベレストを征服した。

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