[社会]
パックボー洞窟滞在時のホー主席の食事係、102歳で死去
2022/04/08 05:01 JST更新
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東北部地方カオバン省ハークアン郡人民委員会は6日、故ホー・チ・ミン主席が1941年から4年間を過ごし、革命の構想を練ったとされる同省のパックボー(Pac Bo)洞窟でホー主席の食事の世話をしていた女性ホアン・ティ・キンさんが3月31日に亡くなり、4月5日に葬式を挙行したと発表した。102歳だった。
キンさんは1920年9月4日にハークアン郡で生まれた。夫のノン・クオック・フォンさんとの間に3人の子どもに恵まれた。100歳を迎えた時、身体は弱っていたものの精神は健全で、革命に参加していた日々やホー主席の食事に関する話を語れるほどだった。
キンさんの孫であるゴ・ティ・ドアンさん(女性・43歳)によると、キンさんの兄弟は多く、そのうち4人が革命活動を行っていた。キンさんと姉のホアン・ティ・ホアさん(2021年に死去)がホー主席と革命幹部の食事の世話をしていた。
キンさんは17歳(1937年)で革命に参加し、姉と一緒に食事係に任じられたのは21歳の時だった。1945年8月までの抗仏戦争で、手紙や資料をベトナム独立同盟会(ベトミン)の幹部に届ける役目を担った。その後は地元の合作社で幹部として働いた。1983年には共産党と政府から革命功労者として公認された。
[VOV 08:59 06/04/2022 / Dan Tri 12:13 06/04/2022, O]
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