[社会]
ベトナム航空の成田発便撃墜脅迫事件、容疑者の日本人少年を逮捕
2022/02/15 14:25 JST更新
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1月5日、成田空港からハノイ市ノイバイ国際空港に向けて出発した
ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のVN5311便が何者かに「東京湾を出たら撃墜する」との脅迫電話を受けて福岡空港に緊急着陸した事件で、日本警察はこのほど容疑者の男を逮捕したと明らかにした。
VN5311便(ボーイング787型機)は、乗員15人と乗客47人を乗せて、日本時間1月5日午前10時30分ごろに成田空港を出発。同11時10分ごろ、在日本のベトナム航空支店に米国人を自称する男から「VN5311便は成田に引き返した方がいい。さもなくば、東京湾を出た時点で撃墜されるだろう」との脅迫電話がかかってきた。
その後、VN5311便は日本時間の午後13時02分に福岡空港へ緊急着陸。空港警察らが安全確認と乗組員に対する聞き取り調査のため、機内に乗り込み、2時間にわたって調査を行い、安全が確認されたVN5311便は同午後15時48分に福岡空港を出発。同日ベトナム時間午後18時12分に無事、ハノイ市ノイバイ国際空港に到着した。
なお、逮捕された男は脅迫電話で米国人を自称していたが、実際は日本人だった。男は脅迫電話をかけたことを認めているが、現時点では動機や目的は分かっていない。男はインターネットでフライト情報を確認して、脅迫電話をかけたとされている。警察は引き続き、動機などを明らかにすべく捜査を進めている。
2月16日に日本メディアが報じたところによると、逮捕された容疑者は山形県在住の17歳の少年。警察の調べでは、この少年は知的障害があるという。
[Zing 15:42 14/2/2022 U]
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