VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[社会]

ダナン~クアンガイ間高速道路案件の裁判、チーフコンサルを務めた日本人刑事責任免除

2021/12/08 16:17 JST更新

(C) Bao Giao Thong
(C) Bao Giao Thong
 ハノイ市人民裁判所は6日午後、南北高速道路の一部区間に当たるダナン市(南中部沿岸地方)~クアンガイ省(同)間高速道路案件における違反に関する裁判で、初審判決を下した。

 同案件の投資主はベトナム高速道路開発投資総公社(VEC)で、投資総額は34兆5610億VND(約1690億円)。全長139kmの同高速道路は、2013年に着工して2018年に開通したが、その後、路面に多数のポットホールが発生したり、雨季に橋梁で一部漏水などの損傷が相次いで確認され、建設と検収の段階で深刻な違反があったとされている。

 裁判では、VEC元副社長のグエン・マイン・フン被告に「建設工事投資に関する規定に違反し甚大な被害を引き起こした罪」で禁固7年の判決が下された。同じく同様の罪に問われていたVEC元副社長だったレ・クアン・ハオ被告は禁固6年の判決となった。

 この他の33人の被告に対しては、禁固24か月(執行猶予付き)~8年6か月の量刑がそれぞれ言い渡された。一方、同案件でチーフコンサルタントを務めていた70代の日本人男性I・T被告については、刑事責任を免除された。 

[Giao Thong 18:17 06/12/2021 U]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる