[社会]
ハノイ:有効期限延長のワクチン使用を停止、当局は安全性を強調
2021/12/03 04:55 JST更新
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ハノイ市では、未成年者向けワクチン接種を受ける子供を持つ多くの保護者が、商品ロット番号「124001」と「123002」の米ファイザー(Pfizer)製ワクチンの有効期限が切れているとして接種登録を拒否しており、市保健局が当該ロットのワクチン使用を一時停止している。
ロット番号「124001」と「123002」のワクチンは計296万回分で、国家予算を原資として購入し、中央衛生疫学研究所(ハノイ市)が保管を担当。購入時点での有効期限は11月30日となっており、同研究所が12~17歳の未成年者を対象とした接種のため、11月25日に各省・市に配分を開始した。
米食品医薬品局(FDA)はこれに先立つ8月、検証の上でマイナス90~マイナス60度で保管されるファイザー製ワクチンの有効期限を従来の6か月から9か月に延長していた。
保健省傘下の医薬品管理局の責任者は、ファイザー製ワクチンの有効期限が延長されたことで、ロット番号「124001」と「123002」の有効期限も2022年2月28日に延長されたと説明。ワクチンは中央衛生疫学研究所の超低温倉庫で、マイナス90~マイナス70度で保管されており、品質には何ら問題ないと強調した。
[VnExpress 11:55 1/12/2021 U]
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