W杯最終予選ベトナムvs日本の観戦客から新型コロナ感染者を確認 [社会]

　ハノイ市ソンタイ町(thi xa Son Tay)の保健当局は17日夜、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性者1人に関する情報を明らかにした。この感染者は、11月11日に同市ナムトゥーリエム区のミーディン国立競技場で開催されたFIFAワールドカップ・アジア最終予選のベトナム代表と日本代表の試合を観戦していた。

　感染が確認されたのは、同町在住のN・N・Gさん(男性)。試合当日は、スタジアムの入場条件だった72時間以内の新型コロナ検査の陰性証明書を正規に取得して観戦していた。

　Gさんは15日夜、咳などの症状が現れて体調不良を感じ、新型コロナの迅速テストを受けた結果、陽性判定となった。その後に受けたPCR検査でも陽性となり、新型コロナ感染者(F0)であることが確定。

　同町保健当局は、感染者の情報をハノイ市疾病管理センター(CDC)とナムトゥーリエム区に報告。既に同町での濃厚接触者(F1)の割り出しは完了している。

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