[社会]
韓国の多文化家庭、ベトナム人妻の割合が前年比減少も5年連続トップ
2021/11/11 13:08 JST更新
イメージ写真 |
韓国統計庁は8日、2020年における外国からの帰化者や韓国人の外国人配偶者、その子どもを含む多文化世帯の人口統計を発表した。
2020年における全体の多文化婚姻数の件数は前年比▲34.6%減の1万6177件だった。全体の婚姻数に占める割合は7.6%で▲2.7%減少した。
多文化婚姻では、妻が外国人であるケースが66.4%と最多を占めており、うち妻の配偶者の出身国・地域でベトナムは23.5%を占め5年連続でトップとなった。ベトナム人夫の割合は3.1%で、こちらは5年連続の3位となっている。
一方、全体の多文化離婚の件数は、▲12.0%減の8685件だった。全体の離婚数が▲3.9%減の10万7000件だったことを考慮すれば、多文化離婚件数は大幅に減ったといえる。
多文化離婚件数を妻の出身国別でみるとベトナムは28.6%を占め、中国(34.9%)に次ぐ多さとなった。ベトナム人夫は1.4%を占め、中国(12.8%)、日本(3.9%)、米国(2.9%)に次いだ。
また多文化家庭における子どもの母親の出身国をみると、ベトナムは38.8%と11年連続の30%台かつ最大を記録した。父親の出身国は、中国(7.0%)、米国(4.8%)、ベトナム(3.6%)の順となった。
[韓国統計庁報道資料 12:00 08/11/2021, S]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。