VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[社会]

ホーチミン:ニューノーマル移行後の教育施設再開条件を提案

2021/09/20 06:47 JST更新

(C) vnexpress
(C) vnexpress
 ホーチミン市教育訓練局は、ニューノーマル移行後における幼稚園・小中学校・高校の安全評価基準に関する草案を同市人民委員会(市役所)に提出した。

 幼稚園・小中学校・高校に求められる安全評価基準は10項目ある。これには、◇同時に集まる生徒・教職員の数、◇屋内外でのソーシャルディスタンス、◇教職員のワクチン接種、◇手洗い・手指消毒、◇校内でのマスク着用、◇登校時の検温、健康申告、ソーシャルディスタンスを確保した校内の移動ルート設定、◇隔離室の確保などが含まれる。

 各基準は10段階で評価され、生徒数が少なく、ソーシャルディスタンスを大きく確保できるほど、また朝食の提供や全日制の授業を行わず、午後4時30分以降の活動などがなければ、より点数が高くなる。

 10項目の合計点数の上限は100点で、パーセンテージで表される。評価結果が50%未満の教育施設は、再開が認められない。

 なお、同市の2021~2022年度の園児数・生徒数は171万人。幼稚園・小中学校・高校の数は約2400か所だが、このうちの約1600か所は隔離施設やワクチン接種会場、移動式医療施設、軍の駐屯施設などとして使用されている。

 小中学校・高校の生徒約130万人全員が、前期いっぱいはオンライン授業を受けることになっている。園児はオンライン授業がなく、登園再開時期も未定だ。 

[PLO 11:21 17/09/2021 / VnExpress 15:17 11/09/2021, A]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる