[社会]
ホーチミン:ワクチン接種済みの対象者に「グリーンカード」発給を検討
2021/09/09 06:31 JST更新
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ホーチミン市人民委員会のファン・バン・マイ主席は7日午後に開かれたブー・ドゥック・ダム副首相と政府の特別作業部会との会合で、市が新型コロナウイルスワクチンの2回接種を完了した人々に「グリーンカード」の発給を検討中だと報告した。
その一環として、経済活動再開に伴う移動制限の緩和に向けて、医療専門家と経済専門家が共同で計画案を策定している。
マイ主席は、9月15日以降に各種オフィスや営業活動などを再開するにあたり安全条件を満たす必要があると述べ、各種活動に参加する人々の条件として「十分なワクチン接種」を挙げた。
これに関連し、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンは1回接種型だが、それ以外のワクチンの場合は2回の接種が必要となる。保健省はJ&J製ワクチンの緊急使用を許可しているが、世界的な供給不足によりベトナムはまだ受領に至っていない。
マイ主席は市がニューノーマルの状態を確保できるよう、中央レベルの機関に対し、市にワクチンを追加で配分するよう要請した。同市は15日にかけて200万回分のワクチンが必要と試算している。
なお、新型コロナ回復者は、接種を6か月遅らせる対象のグループとして扱われる。
[VnExpress 21:39 07/09/2021 / Zing 14:14 07/09/2021, A]
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