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[社会]

韓国商工会議所が中央熱帯病病院と覚書、韓国人感染者の隔離や治療で

2021/08/20 03:17 JST更新

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 在ベトナム韓国商工会議所(韓国商工人連合会=KOCHAM)とベトナム中小企業連合会(KOBIZ)は16日、ハノイ市の中央熱帯病病院と「韓国人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療および協力」に関する覚書(MOU)を締結した。

 MOUによりハノイ市をはじめとした北部地域に居住する韓国人が陽性判定を受けた場合、全員が中央熱帯病病院の新型コロナ病床で隔離と治療を受けることになる。

 KOCHAMをはじめとした3機関は今後、韓国人の病院移送や治療に関わる担当者を配置する予定だ。これまで新型コロナの感染が疑われる北部在住の韓国人は、保健当局の指示に従って最寄りの医療施設でそれぞれが隔離と治療を受けていた。

 今回のMOUは7月、ホーチミン市で韓国人感染者が報告なく火葬された一件を鑑み、これを繰り返さないよう、病院移送や治療のシステムをあらかじめ確保するという趣旨で締結された。

 その後、ハノイ韓国人会は1人暮らしの韓国人のための連絡網を作成中であるほか、韓国人が居住するマンションごとに緊急対応担当者を決めるなど、体制を整えている。

 8月13日時点で治療を受けている韓国人感染者は計28人に上っている。うち重症患者は、ホーチミン市が韓国人向けに提供している隔離施設で過ごしている。 

[韓国日報 15:44 17/08/2021, S]
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