東京オリンピック期間中の日本行路線で航空保安対策を強化 [社会]

　交通運輸省傘下のベトナム航空局(CAAV)はこのほど、各地の空港当局、ベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)、航空各社に対して、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中に、日本行き路線の航空保安対策を強化するよう指示した。

　CAAVは日本の国土交通省の要請に応じる形で、東京オリンピック(7月23日～8月8日)と東京パラリンピック(8月24日～9月5日)の大会期間中の航空保安対策を強化することを決定した。

　期間中の日本行き路線を対象に乗客の荷物検査を強化。規定の検査終了後にランダムで10％以上の乗客に追加で手荷物検査を実施する。受託荷物についても同様にランダムで追加検査を実施。保安検査後の制限区域内で購入した食品などについても検査を強化する。

　各地の空港と航空各社は、リスクを評価しながら定期的に状況をアップデートし、CAAVから更なる対策強化が命じられた場合は迅速に対応できるようにしなければならない。

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