新型コロナ：8省・市で市中感染170人、ゲアン省ビン市で社会的隔離措置緩和(2日正午発表) [社会]

　保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する2日正午の発表によると、8省・市で市中感染者170人が新たに確認された。海外からの入国者5人も陽性となった。

　新規の市中感染者の内訳は、◇ホーチミン市：151人、◇南中部沿岸地方フーイエン省：10人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省：3人、◇南部メコンデルタ地方ロンアン省：2人、◇南部メコンデルタ地方チャビン省：1人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市：1人、◇東北部地方バクザン省：1人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省：1人。

　市中感染者のうち143人は感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。

　午前と正午の発表を合わせると、同日の市中感染者数は15省・市の計317人。

　2日正午の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は1万7902人、死者数は81人となっている。

　北中部地方ゲアン省ビン市は、6月19日から最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用していたが、首相指示第16号より規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgに移行する方針だ。

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