新型コロナ：4省・市で市中感染47人、バクザン省とハティン省で規制緩和(22日午前発表) [社会]

　保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する22日午前の発表によると、4省・市で市中感染者47人が新たに確認された。

　新規の市中感染者の内訳は、◇ホーチミン市：36人、◇東北部地方バクザン省：9人、◇北中部地方ゲアン省：1人、◇南中部高原地方ザライ省：1人。

　市中感染者のうち44人は感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。ホーチミン市の3人は保健省が詳細を確認中。

　22日午前の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は1万3530人、死者数は69人となっている。

　バクザン省は、イエンズン郡の社会的隔離措置について、22日午前6時より最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgから規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgの適用に変更した。これに先立ち、イエンテー郡、ルックナム郡、ランザン郡、ヒエップホア郡の4郡についても首相指示第15号の適用に変更している。ベトイエン郡については引き続き首相指示第16号を適用する。

　北中部地方ハティン省は22日午前0時より、ビジネス・商業・サービス施設(卸売・小売、宝くじ、ホテル・宿泊施設、レストラン・食堂・カフェなど)の営業を再開し、遺跡や観光地、公共の場でのスポーツ活動なども再開している。

　ただし、娯楽施設や映画館、カラオケ、バー、ディスコ、サウナ、マッサージ、スパ、美容院、ジム、ヨガ、ビリヤード、ゲームセンター、インターネットカフェは引き続き営業を停止する。また、公共の場に大人数が集まるイベントやスポーツ大会、宗教儀式なども引き続き中止する。結婚式や葬式などは人数を制限し、感染対策を徹底した上で行うことができる。

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