[社会]
ハノイ:著名画家2人の名前、新たな道路2本に命名
2021/06/07 13:34 JST更新
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ハノイ市人民評議会はこのほど、11の区と郡に属する27本の道路への命名と、ロンビエン区の3本の道路の長さの変更を承認した。このうち新たな道路2本には、著名な絹絵画家グエン・ファン・チャイン(Nguyen Phan Chanh)と画家ナム・ソン(Nam Son)の名前が命名された。
「グエンファンチャイン通り」はナムソン通り(ハノイ通信社近くの三差路)からバンリエット(Bang Liet)通り(バックリンダム(Bac Linh Dam)橋の三差路)までの区間で、長さ1270m、幅10.5~22.5m。
絹絵画家グエン・ファン・チャイン(1892~1984年)は北中部地方ハティン省生まれ。1925年にハノイ市で創立されたインドシナ美術学校の第1期生となり、1928年から絹絵作品を手掛けるようになる。1931年にフランス・パリで開かれた植民地博覧会に出展した作品が評判となり、インドシナ絵画の代表的な画家の1人となった。「オーアンクアン遊び(Choi O An Quan)」という作品が最も有名で、生涯で170点余りの作品を残している。
「ナムソン通り」はホアンリエット(Hoang Liet)通り(サイン(Xanh)市場の三差路)からグエンファンチャイン通り(リンダム半島都市区内の三差路)までの区間で、長さ1250m、幅9~15m。
画家ナム・ソン(1890~1973年)は旧ビンイエン省(現・北部紅河デルタ地方ビンフック省)生まれ。1925年にフランス人画家ビクトル・タルデュ(Victor Tardieu)と共にハノイ市でインドシナ美術学校を創立し、教育に携わった。400点余りの作品を残している。
[An Ninh Thu Do 16:37 01/06/2021,O]
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