[社会]
新型コロナ:28日の市中感染253人、ホーチミンで25人陽性(28日午後発表)
2021/05/28 22:05 JST更新
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保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する28日午後の発表によると、5省・市で市中感染者173人が新たに確認された。海外から入国した1人も陽性と判明した。
午後に発表された新規の市中感染者の内訳は、◇東北部地方バクザン省:123人、◇ホーチミン市:25人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:20人、◇ハノイ市:3人、◇東北部地方ランソン省:2人。
28日午前と正午、午後の発表を合わせると、同日に確認された市中感染者数は10省・市の計253人となり、1日あたりの市中感染者数として25日の444人に次いで過去2番目に多かった。
28日午後の保健省の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は6570人、死者数は+1人増えて47人となっている。
新規の市中感染者は、ホーチミン市の25人とランソン省の1人を除いて感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。ランソン省の1人は保健省が詳細を確認中。
ホーチミン市の25人のうち21人は、ゴーバップ区3街区グエンバンコン(Nguyen Van Cong)通り415/8/4番地に拠点を置くキリスト教福音団体「リバイバル・エクレシア・ミッション(Revival Ekklesia Mission)」関連。これにより、同団体関連の市中感染者はホーチミン市の57人と南部メコンデルタ地方ロンアン省の1人の計58人となった。
また、ホーチミン市の新規の市中感染者の残る4人については、保健省が詳細を確認中。
「リバイバル・エクレシア・ミッション」関連の集団感染(クラスター)について、ホーチミン市熱帯病病院が5人のサンプルを対象に実施した新型コロナウイルスに関する遺伝子配列解析の結果、インド型の「B.1.617.2」の変異株が確認された。
同市保健局によると、このクラスターに関連して感染者の接触者(F1)708人とF1の接触者(F2)1万1644人を特定し、検査を実施した。F1は639人が陰性、F2は1万1644人が陰性となっており、残りは結果を待っている。
4月27日以降に確認された市中感染は31省・市の計3508人。内訳は、◇バクザン省:1824人、◇バクニン省:709人、◇ハノイ市:355人、◇南中部沿岸地方ダナン市:155人、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省:89人、◇ホーチミン市:69人、◇西北部地方ディエンビエン省:57人、◇ランソン省:55人、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省:45人、◇北部紅河デルタ地方ハナム省:40人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:37人、◇北部紅河デルタ地方タイビン省:20人、◇西北部地方ホアビン省:7人、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省:6人、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省:5人、◇北中部地方タインホア省:5人、◇東北部地方フート省:4人、◇北部紅河デルタ地方ニンビン省:4人、◇南中部沿岸地方クアンナム省:3人、◇北中部地方クアンチ省:3人、◇南中部高原地方ダクラク省:3人、◇東北部地方タイグエン省:3人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市:2人、◇西北部地方イエンバイ省:1人、◇南中部沿岸地方クアンガイ省:1人、◇東南部地方ドンナイ省:1人、◇北中部地方ゲアン省:1人、◇東北部地方クアンニン省:1人、◇東北部地方トゥエンクアン省:1人、◇西北部地方ソンラ省:1人、◇南部メコンデルタ地方ロンアン省:1人。
なお、1月28日以降の第3波では、3月26日までの約2か月間に13省・市で910人の市中感染が確認された。ただし、このうち726人はハイズオン省で確認され、同省が第3波の震源地となっていた。
[VnExpress 18:57 28/05/2021, 18:44 28/05/2021, 18:35 28/05/2021 , A]
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