[社会]
新型コロナ:医療スタッフがワクチン接種後に死亡、国内初の事例
2021/05/08 00:22 JST更新
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保健省によると、南部メコンデルタ地方アンザン省のタンチャウ地域総合病院に勤務する医療スタッフ(女性・35歳)が7日、英国アストラゼネカ(AstraZeneca)製ワクチンの接種後に死亡した。ワクチン接種後の死亡例は国内で初めて。
死因は非ステロイド性抗炎症薬のアレルギーに起因するアナフィラキシーショックによるものとみられている。
死亡した女性は6日午前に同病院でワクチンを接種した。接種前には問診と副反応の説明を受けたという。
接種直後に女性はショック反応を示し、同病院で応急処置を受けた後にアンザン省総合病院に転送され、治療を受けたものの7日に死亡が確認された。
保健省は「新型コロナワクチン接種において非常にまれなケース」としている。
ベトナム国内では3月8日から5月6日午後4時までに57省・市の計74万7827人がワクチンを接種した。接種者の約30%に何らかの副反応が出るが、ほとんどが接種部位の痛み、発熱、頭痛、吐き気、めまいなど比較的軽い症状だという。
[Tuoi Tre 20:49 07/05/2021, A]
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