[社会]
ホアビン省:反体制コンテンツ配信の母子に禁固8年
2021/05/07 14:07 JST更新
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西北部地方ホアビン省人民裁判所は、反体制的なコンテンツを配信したとして、被告人となった省民2人にそれぞれ8年の禁固刑を下した。
禁固刑を言い渡されたのは、カン・ティ・テウ被告(女・59歳、イエントゥイ郡ゴックルオン村在住=xa Ngoc Luong, huyen Yen Thuy)とその息子チン・バー・トゥー被告(男・32歳、同)の2人。
2人は自身のフェイスブック(Facebook)に反体制的な動画を頻繁に投稿し、「ベトナム社会主義共和国に反対する情報・資料・物品の作成・所持・拡散・宣伝罪」に問われていた。
起訴状によると、2人は2020年1月9日から14日にかけて8回にわたりフェイスブックでライブ配信を行い、この中で事実を歪曲したり、政権を誹謗中傷するなどして国民を困惑させた。問題のライブ配信は多くの反政府主義者から注目を浴び、反政府主義者らは母子のライブ配信に便乗して国民に対し、政府転覆を扇動していた。
テウ被告には2つの前科があり、2014年にハノイ市人民裁判所から公務執行妨害罪で禁固1年3か月、2016年には同裁判所から治安びん乱罪で禁固1年8か月の判決を言い渡されていた。
[Dan Tri 09:09 06/05/2021]
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