ベトナム沖に停泊中の外国貨物船、乗組員4人の新型コロナ感染・感染疑いを確認 [社会]

　シンガポール船籍の貨物船「オーシャン・アメージング(Ocean Amazing)号」で20日、乗組員1人が死亡した。同貨物船はインドネシアからベトナムに向かう航行中だった。

　貨物船には死亡した乗組員も含め、21人が乗り込んでいた。乗組員らによると、死因は自殺。同船はベトナム当局に通報の上、東南部地方バリア・ブンタウ省沖に停泊しているが、乗組員らはベトナム国内に入国していない。

　同省当局は21人中20人に対し、新型コロナウイルス検査を実施。検査結果では2人が陽性、2人が感染疑いだったことが確認された。

　貨物船はベトナムに寄航し貨物の積み下ろしをする予定だったが、船主は乗組員の入れ替えと船内の消毒を行うため、一旦船をインドネシアに戻すことを希望している。

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